染織,服飾,テキスタイル

上質な日本のクラフトのショップと陶芸・染織を中心とした工芸ギャラリーの店主が綴る“モノ=物”&“もの=者”へのエール集!




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2011年04月14日(Thu)▲ページの先頭へ
本谷眞智子〜現代染色作家列伝/柿渋染
山形県小国町の染色作家 本谷眞智子による「本谷眞智子 むかし染 ─ 柿渋染 ─ 展」

本谷眞智子(ほんたに まちこ)

 山形県小国町に「染工房どんぐり」を構える染色家 本谷眞智子(ほんたに まちこ)さんの柿渋染展が、ぎゃらりー小川にて2011年4月11日から15日まで開かれています。この機会に本谷眞智子さんの人と作品をご紹介したいと思います。

 本谷さんの工房がある小国町は磐梯朝日国立公園に属する、朝日連峰、飯豊連峰という雄大な山並みに包まれています。夏は雨が多く、冬には全国有数の豪雪地帯となりますが、その水は多くの動植物の生命を育み、豊かな作物の実りをもたらすのです。本谷さんは、この地の1万5千坪(!)にも及ぶ広大な敷地のなかで鶏を飼い、無農薬野菜を栽培し、そして染色の創作に精力的に取り組んでいます。


 先人の知恵がいっぱい詰まった柿渋染。もともとは漬物を好む土地柄から、漬物桶の防水に使われていたとのこと。もちろん一般にも、和紙に染めて番傘にしたり、酒袋や漁網の染めに使われてきました。また衣類をはじめとする布製品にも、紫外線を防ぎ、消臭効果に優れ、布を丈夫にするという実用的利点から多く使用され、時の経過と共に、色合いや風合いの変化を楽しめることも大きな魅力とされています。

 本谷さんが柿渋染に取り組む契機となったは、小国町への転居でした。豆柿(マメガキ)が庭に沢山なっていたのです。柿渋は、この豆柿の未熟果を発酵させて作ります。市販のものには2年ものなど若い柿渋もあるようですが、すべてを手づくりする本谷さんは、熟成してからもさらに7〜8年もの間、じっくりと柿渋を寝かせることで色を深め、独特な臭みを取り除きます。

 こうして出来上がった山形の柿渋は優しい色に染め上がります。その訳は北国の穏やかな日差し。柿渋染は太陽の染めとも呼ばれるほど、太陽の光に何度も何度も曝す事で、どんどん色の深みを増して出来上がりますが、南国の強い日差しで一気に発色させるよりは、昔ながらのやり方にこだわり、ゆっくりと時間を掛けることで、色ムラの無い最高の柿渋色が生まれるのです。


 一枚の布が染め上がるまでには、40〜50回も柿渋を染め重ねる作業を繰り返さなければなりません。染めれば染めるほど柿渋が繊維の中まで浸透し、色落ちも少なくなります。作業が出来るのは四月から九月の半ばまで。使う布は麻・綿などの植物性の天然素材。古布は使わず、バッグや帽子もすべて本谷さん自身が縫製します。
山形の太陽と風土に根ざし、素材と手法にこだわり尽くして出来た作品の数々には、柿渋染の真髄に出会う喜びがあります。

 尚、本谷眞智子 柿渋染展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。
本谷眞智子 柿渋染展を動画でご紹介


【 作  品 】


本谷眞智子  ニットカーディガン
【柿渋染】綿100% 税込価格¥73,500
ブローチ
【柿渋染】 税込価格¥3,675

 
本谷眞智子  組み合わせバッグ
【柿渋染】酒袋と綿布 税込価格¥26,250


本谷眞智子  半袖ブラウス
【柿渋染】綿100% 税込価格¥26,250


本谷眞智子  蔓編みバッグ
【山葡萄】 税込価格¥120,000


本谷眞智子  帽子
【柿渋染】麻100% 税込価格¥15,750


本谷眞智子  ニットセーター
【柿渋染と藍染】綿100% 税込価格¥63,000


本谷眞智子  のれん
【柿渋染】葛(くず)布 税込価格¥157,500


本谷眞智子  ボレロ
【柿渋染】綿100% 税込価格¥52,500


本谷眞智子  バッグ
【柿渋染と藍染】酒袋と綿布 税込価格¥18,900


本谷眞智子  蔓編みバッグ
【沢ぐるみ】 税込価格¥70,000


本谷眞智子  ロングベスト
【柿渋染】綿100% 税込価格¥50,400
半コート
【藍染】麻100% 税込価格¥31,500


本谷眞智子  ブラウス
【柿渋染】琉球絣(綿100%) 税込価格¥31,500
スカート
【草木染】麻100% 税込価格¥36,750


本谷眞智子  長袖ブラウス
【柿渋染】綿100%/金糸入り 税込価格¥29,400


本谷眞智子

【 よ こ が お 】
群馬県館林市生まれ。日本染織学園(京都)卒業後、益久染織研究所にて学ぶ。現在、山形県小国町在住。ぎゃらりー小川(東京)・ギャラリー温々(埼玉)・大和屋ギャラリー(群馬)・ギャラリーサザ(茨城)・アトリエ トム(千葉)・ギャラリー藍花(静岡)にて個展。島屋・三越・松坂屋など百貨店にてグループ展多数。


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2010年10月22日(Fri)▲ページの先頭へ
手染・手紡・手編展 2010〜赤坂ギャラりー探訪
小林令子,鈴木博子の手染め手紡ぎ糸による手編み作品「第26回 手染・手紡・手編展」

 手染・手紡・手編 
 
 鈴木博子さんと小林令子さんの第26回 手染・手紡・手編展が、ぎゃらりー小川にて2010年10月18日から23日まで開かれています。
 今回で26回目。なんと!当ぎゃらりーで26年目の秋となりました。

 しかし、あきないんですね。ともかく毎回毎回、新作を発表されているんですから!そんな新作のなかでも、今回は原点に立ち戻って、とでも言うのでしょうか、自然色にこだわった作品が多いんです。
 羊といっても実はたくさんの種類があります。代名詞的な存在はメリノ。全世界の羊毛のほぼ半分が、このメリノ種といわれています。確かにヒツジといえば、未とかいて十二支にもあるように、中国では数千年以上も前から飼われていたようですし、ちょっと考えれば聖書にも「神の小羊」とあるのですから、洋の東西を問わない存在であることに間違いありません。
 それなのに、日本で羊が本格的に飼育され始めてから、まだ百年足らずとのこと。思いの外でした。現在、日本にいる羊のほとんどはコリデール。メリノ種に長毛種のリンカーン(リンコルン)などを交配してつくられた羊です。もちろん、交配の目的は産毛にあって、ジンギスカン料理はその後。コリデールは手編み毛糸にとても向いているんです。メリノ、コリデールと並んで有名なのはロムニー。小林さんと鈴木さんは、このロムニーを主体に、ジャケット・セーターなどの用途に応じてメリノなどを配合し、一本の糸を紡いでいます。

 余談ですが、店主のショップで取り扱う動物コレクション(リンコナダ社/ウルグアイ)の羊は、真っ黒な顔から真っ黒な耳が横にピョコッと出ていて、とてもかわいいんです。これ、サフォークという羊です。事程左様に羊は多品種なのです。それだけに色もさまざま。いえいえ、メリノならメリノ、ロムニーならロムニーといった一品種のなかでも純白から濃いチョコレート色まであり、斑模様もいたりして、実に幅広いバリエーションがあるんですね。今回はあらためて、そんな羊本来の自然色の魅力に気づかされた作品展となりました。

 尚、手染・手紡・手編展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中。


【 作  品 】


小林令子 セーター 税込価格¥62,000
自然色


鈴木博子 カーディガン 税込価格¥65,000 売約済
自然色


小林令子 カーディガン 税込価格¥68,000 売約済 
自然色


鈴木博子 ベスト 税込価格¥32,000
自然色 草木染(藍など)


小林令子 ベスト 税込価格¥45,000
自然色


鈴木博子 ベスト 税込価格¥35,000
草木染(藍・ヒメジョオン、etc.)・自然色


小林令子 ベスト 税込価格¥38,000
草木染(ラックダイ)


鈴木博子 ベスト 税込価格¥32,000
草木染(コチニール・チューリップ、etc)


小林令子 ベスト 税込価格¥35,000
草木染(チューリップ・藍)


鈴木博子 ロングベスト 税込価格¥35,000
草木染(あかね)・自然色


小林令子 手紡ぎ糸 100グラムあたり 税込価格¥4,000


鈴木博子 手紡ぎ糸  100グラムあたり 税込価格¥4,000



小林令子        鈴木博子

★ 手染・手紡・手編展 バックナンバー ★


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2010年10月09日(Sat)▲ページの先頭へ
篠崎 節〜現代染色作家列伝/草木染型染
群馬県安中市の染色作家 篠崎 節による「篠崎 節 草木染 ─ 型染 ─ 展」

篠崎 節(しのざき みさお)

 群馬県安中市に工房を開く染色家 篠崎 節(しのざき みさお)さんの草木染展が、ぎゃらりー小川にて2010年10月5日から10日まで開かれています。この機会に篠崎 節さんの人と作品をご紹介したいと思います。

 篠崎さんは染料植物の発見や技法の開発など、伝統の中に新しい草木染の世界を開拓した現代の名工にして染色家の故 山崎青樹氏(群馬県重要無形文化財指定者)とともに、草木染の研究に半生を注いできました。その活動は既に半世紀を越えるほどになりますが、現在も安中市内の自身の工房で、主に型染(糸染めでない型紙での染色)の創作に精力的に取り組んでいます。

 篠崎さんの個展を拝見して店主が想うことは、道を究めることで、その作品が人間としての倫理的な美しさにまで昇華されている、ということです。これも作品に謙虚なお人柄が投影されているからに他ならないのでしょうが、厳しく律儀で生真面目なお仕事ぶりに、本質的に善意の持つあたたかさのような温もりが感じられるのです。
 工芸を通して人間を信じ、善意に生きることをもって喜びとする・・・それは工芸がどこかの高みにあるものでなく、われわれ自身の身辺にあって「便利と効率」以上に大切なものが存在することを教えてくれます。

 草木染 ─ 型染 ─ には確かに奔放な即興の妙も、きらびやかな華やぎも無いかもしれません。しかし、すべての線の強弱がリズミカルに共鳴し、一本の線が必然のように次の線を招き、その線がまた当然のように更なる次の線へと連なる・・・その紋様の流れは爽やかに続き、作為も無ければ奇異もありません。そこには叙情があり、節度があり、品格があります。一面、不思議なほどのみずみずしさがあり、精神的に若々しい気力をも感じさせるのです。

 尚、篠崎 節 草木染 ─ 型染 ─ 展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。

きもの

篠崎 節  附下着物「美容柳」
【染料】ロッグウッド・小鮒草 税込価格¥350,000


篠崎 節  型染着物「大文字草」
【染料】梅 税込価格¥300,000


篠崎 節  附下着物「草の穂(小鮒草)」
【染料】松煙・藍・小鮒草 税込価格¥400,000


篠崎 節  附下着物「タンポポ」
【染料】松煙・ラック 税込価格¥400,000


篠崎 節  型染着物「あけぼの」
【染料】ラック・茜 税込価格¥300,000


篠崎 節  絵羽着物「春蘭」
【染料】藍・やまもも・くぬぎ 税込価格¥500,000

 自然の花や木を使った染料は正倉院の時代からありましたが、明治以降は合成染料が使われるようになり、藍染などを除いてほとんど途絶えてしまいました。
 自然界の植物を染料として布を染める「草木染」は、いまではその言葉自体、大変ポピュラーですが、元来は昭和5年に島崎藤村と親交のあった長野県出身の文学者・山崎 斌(やまざきあきら/1892〜1972年)が命名した創作語です。
 篠崎さんは山崎 斌の子息 山崎青樹氏とともに、技法の基礎も定まらぬ草創期から、何百種類という植物を採集して様々な試行錯誤を繰り返し、現在の草木染の技法を完成させました。天の恵みと地の祝福によってもたらされた自然の命を慈しみながら、ただひたすらに一点一点、布たちを染め上げてきた半生といえましょう。


のれん




篠崎 節  のれん「しだれ桜」
【染料】松煙・茜 税込価格¥40,000




篠崎 節  のれん「ざくろ」
【染料】紅柄・やまもも・松煙 税込価格¥35,000




篠崎 節  のれん「花水木」
【染料】梅・松煙 税込価格¥22,000




篠崎 節  のれん「ネリネ」
【染料】茜・うわみずざくら・松煙 税込価格¥22,000




篠崎 節  のれん「とろろあおい」
【染料】梅・やまもも・松煙 税込価格¥35,000

 型染は型や版を用いて柄を染める染色技法で、日本では手描きによる友禅、糸のくくりによる絞り染とともに、染色の代表的な技法とされます。
 篠崎さんの型染は植物写生に始まり、スケッチを10枚も15枚も描きます。そのなかから、最良の線、最適な形を抽出して図案を決定します。次に下図を渋紙に写して刃物で型彫りし、彫り上がった渋紙に紗をはります。このあと、糊置き・布干し・染料作り・豆汁(ごじる)引き・染色・糊落しといった多くの工程を経て、やっと一枚の染布が出来上がります。


小物




篠崎 節  ランチョンマット5枚揃え 税込価格¥12,500


篠崎 節  ランチョンマット「岩かがみ」(30×42cm)
【染料】茜 税込価格¥2,500


篠崎 節  ランチョンマット「桧扇の花」(30×42cm)
【染料】松煙・ネクタリン・茜 税込価格¥2,500


篠崎 節  ランチョンマット「舞鶴草」(30×42cm)
【染料】松煙・小鮒草 税込価格¥2,500

 
篠崎 節  ランチョンマット「野イバラ」(30×42cm)
【染料】松煙 税込価格¥2,500


篠崎 節  ランチョンマット「桜の花」(30×42cm)
【染料】松煙・茜 税込価格¥2,500


篠崎 節  コースター5枚揃え 税込価格¥2,500


篠崎 節  コースター「亀甲花紋」(12×12cm)
【染料】紅柄・やまもも 税込価格¥500


篠崎 節  コースター「山法師」(12×12cm)
【染料】松煙・やまもも 税込価格¥500


篠崎 節  コースター「野イバラの実」(12×12cm)
【染料】松煙・茜 税込価格¥500


篠崎 節  コースター「馬酔木」(12×12cm)
【染料】松煙 税込価格¥500


篠崎 節  コースター「松葉ボタン」(12×12cm)
【染料】松煙・茜 税込価格¥500



篠崎 節

型染は簡潔な表現で染め上げることが
美しさの出る染め方と言えるでしょう。
身の回りのさまざまなものから、
心に感じたものを模様にして型彫りをし、
型に合う色を求める過程が
この仕事の魅力でもあります。 篠崎 節


【 略 歴 】
昭和13年 茨城県筑西市に生まれる
昭和32年 群馬県高崎市内の草木染研究所において草木染
       の第一人者 山崎青樹氏とともに染色(主に型染)の
       仕事に従事する
平成 4年 安中市に工房を開き草木染の制作を続ける


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2009年10月18日(Sun)▲ページの先頭へ
木村喜代子〜現代染色作家列伝/叶工房
叶工房 木村喜代子による「草・木・布・展」


木村喜代子 ─草木染─

 木村喜代子さんの草木染作品展『草・木・布・展』が2009年10月5日から10日までぎゃらりー小川で開催されました。
 この機会に木村さんのこと、そして草木染のことをご紹介したいと思います。
 
 木村喜代子さんは既にキャリア30年という草木染のオーソリティー。もともとはロウケツ染や友禅染の仕事をしていた木村さんですが、自然の草木の色に引かれ、草木染を手掛けるようになりました。
 現代の名工であり草木染の第一人者である山崎青樹先生に指導を受けた木村さんが使うのはヤマモモ、五倍子、ザクロ、茜、よもぎ、胡桃、杏、ミロバラン、姫りんご、モミジ、百日紅などなど。正に天の恵みと地の祝福によってもたらされた自然の命を慈しみつつ、一点一点、布たちを染め上げていきます。染める布も柔らかい風合いを大切にした 綿 麻 シルク の天然素材です。手間隙をかけて植物染料で染めるからこその天然素材といえましょう。
 草木染は化学染料の色とは違い、淡い色香の匂うような深く上品な繊細さで、見る人に安らぎを与えてくれるのです。
 
 尚、草・木・布・展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。

草木染/木村喜代子


木村喜代子  草木染シルク・ストール 税込価格¥9,000〜¥15,000
あかね・バラ
草木染エジプト綿・ストール 税込価格¥5,000
あかね


木村喜代子  草木染ウェア(手織綿) 税込価格¥42,000
ヤマモモ バラ ミロバラン
草木染ストール(シルク) 税込価格¥10,000
バラ


木村喜代子  草木染ウェア(手紡手織綿) 
税込価格¥42,000
バラ ミロバラン
草木染ストール(シルク) 税込価格¥12,000
バラ
(アクセサリー制作/酒井直美)


木村喜代子  草木染ウェア(手織綿) 税込価格¥42,000
ミロバラン


木村喜代子  草木染ウェア(手紡綿) 税込価格¥42,000
あかね
草木染ストール(シルク) 税込価格¥10,000
ヤマモモ


 草木染に使われる草木の葉、幹、枝、樹皮、実は漢方薬として用いられるものも多く、草木染が“漢方染”とも呼ばれる所以となっています。
 様々な草木の染料を染め重ね、且つ媒染材を変えることで表せる色幅は無限といえます。染める布によっても厚手の木綿には ヤマモモ 五倍子 ザクロ 茜 胡桃 杏 ミロバランなどが染め付けも良く適しています。
 また、薄手のシルクには福島県の木村さんの工房の庭にある 姫りんご モミジ 百日紅 がよく合います。
 天然の植物染料で幾重にも色を染め重ねて染められた布は、淡く枯れてはいますが、奥行きが深く、いつまでも飽きが来ない色、心が和んで暖かくなる色です。地球に優しく、体に優しい究極のエコ染料“植物染料”で染めた極上品の数々をどうぞお楽しみ下さい。


草・木・布・展会場での木村喜代子さん

★木村喜代子展バックナンバー★
2006年9月 


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2009年04月03日(Fri)▲ページの先頭へ
橋詰力子〜現代服飾作家列伝/編庵
京都「編庵」橋詰力子の京染めシルクニットによる「橋詰力子 創作服展」

橋詰力子(はしづめ りきこ)
 
上品で個性的な
オリジナルニットを取り揃え
お待ちしております。
編庵 橋詰力子

 京都で、京染めのシルクニットの創作活動を続ける橋詰力子さんの作品展が、ぎゃらりー小川にて2009年3月30日から4月4日まで開かれています。
 この機会に橋詰力子さんの人と作品をご紹介したいと思います。

 京都で工房『編庵─あみあん─』を拠点に活躍されている橋詰力子さんは京染めシルクニットのオリジナルウェア。和装の色合いに染められた京都西陣のシルク糸で編まれるワンピースやベストなどには、帯締の伝統技法が活かされています。

 ニットメーカーに勤めながらデザインの勉強をしていた橋詰さんの嫁ぎ先は、西陣で3代目という帯締作りのお家でした。そこで次々と染められ撚(よ)りを掛けられる糸に出会ったのを契機として、ニットの制作を始めることとなりました。爾来30年、シルク糸をニット用に特別に染め上げ、しっかりと撚(よ)りを掛けるという御主人の御助力もあって、個性的なオリジナルニットを完成するに至りました。

 糸の撚(よ)りが堅牢であるということは、引っ掛って抜ける心配がないということで、ご家庭であんしんして洗濯が出来ます。また着心地の良さにこだわり、端の始末にミシンを使わずに、すべて手縫いで仕上げている丁寧さにも注目です。もちろんオーダーメイドも同額で可。ベストなら1万8千円から、マフラーなら1万4千円からでお請けしますとのことです。

 シルクの魅力は夏は軽くサラサラで、冬は暖かいこと。正にオールシーズン着られます。見た目にも着物用の細い糸を使用しているので繊細でスッキリ。よそ行きだけでなく、日常着としても愛情を持って長く着られるシルクです。京都ならではの雅な魅力に触れられる上品で個性的なオリジナルウェアといえましょう。

 尚、橋詰力子 創作服展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。


【 作  品 】


 橋詰力子 京染めシルクニット カーディガン
 税込価格¥40,950
シルク100%

橋詰力子 京染めシルクニット ワンピース
 税込価格¥69,300
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット ベスト
 税込価格¥37,800
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット カーディガン
 税込価格¥50,400
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット セーター
 税込価格¥25,200
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット セーター
 税込価格¥40,950
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット ボレロ型カーディガン
 税込価格¥54,600
シルク100%


橋詰力子 京染めシルクニット ストール兼ボレロ
 税込価格¥14,700
シルク100%



橋詰力子


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2009年04月02日(Thu)▲ページの先頭へ
草川愛子〜現代服飾作家列伝/兎夢
名古屋市「兎夢」草川愛子の古布による「草川愛子 創作服展」

草川愛子(くさかわ あいこ)
 
筒描き、刺し子、のぼり旗・・・
現代に甦ったコート、ジャケットを取り揃え
お待ちしております。
兎夢 草川愛子

 愛知県名古屋市で、筒描き、刺し子、のぼり旗を主体とした古布の創作活動を続ける草川愛子さんの作品展が、ぎゃらりー小川にて2009年3月30日から4月4日まで開かれています。
 この機会に草川愛子さんの人と作品をご紹介したいと思います。

 名古屋で工房『兎夢─とむ─』を営まれる草川さんはニットデザイナーとして活躍後、1970年代後半より、筒描き、刺し子、のぼり旗を主体にして、時に絣なども組み合わせた古布の創作活動を始めました
 草川さんの創作はまず素材集めに始まります。特に良いものだけを丹念に収集されながらも、「工房の中では古布に埋もれています(笑)。」と自ら言われる程の根っからの布好き。蚊絣をはじめてとして、僅かな端切れさえも捨てるのが惜しいほどの貴重な布だけに、制作に取り組む前には、布を出しては眺め、また仕舞うといったことを何度となく繰り返されるとのことです。
 草川さんの作品でまず目を引くのは、草川さんが自ら筆をとる手描きの鳥獣戯画のシャツとアクセサリー。そして筒描きを用いた創作服です。筒描き(防染糊を絞り出して模様を描く染色方法)は江戸・明治期の庶民の華。大胆奔放にして力強く、のびやかな民芸美にあふれています。この素材としての魅力を、さらに輝かせる創作服は正に草川さんの「ひとり舞台」。数々の稀少な布がコート、ジャケット、パンツなどに見事に甦りました。もちろん、表地の素材はすべて綿ですが、着心地と耐久性を考慮して裏地は新しいシルクの反物を染めて使うなど、素材を知り尽くした方だけに細かい気配りを忘れません。
 今となっては入手困難な稀少な布を、見事に現代のファッションとして甦らせる匠の技にはプロとしての筋目の確かさが滲み出ています。古布を選び、古布からも選ばれた作家だからこそ成しえたクオリティーの高い仕事が、ここに在ります。

 尚、草川愛子 創作服展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。


【 作  品 】


草川愛子 筒描きマント(綾織) 税込価格¥661,500
綿100%


草川愛子 のぼり旗草木染マント 税込価格¥136,500
綿100%


草川愛子 筒描きオーバーオール 税込価格¥262,500
表:綿100%/裏:シルク80% 綿20%


草川愛子 秋田こぎん刺しと刺し子ジャケット
税込価格¥315,000
表:綿100%/裏:シルク100%

草川愛子 青森こぎん刺しと刺し子バッグ
税込価格¥157,500


草川愛子 筒描きと絣ブラウス 税込価格¥60,900
綿100%

草川愛子 筒描きと絣パンツ 税込価格¥50,400
綿100%


草川愛子 鳥獣戯画手描きシャツ 税込価格¥16,590
綿60% ウール20% ポリエステル20%

草川愛子 ショール 税込価格¥29,400
シルク100%


草川愛子 秋田地方の浅舞絞りの白刺し子ジャケット
税込価格¥525,000
綿100%






草川愛子 アンティークブローチ 税込価格1個につき¥3,150





【 プ ロ フ ィ ー ル 】
名古屋生まれ。ニットデザイナーとして活躍後、1970年代後半より、筒描き、刺し子、のぼり旗などを主体として、古布の創作活動を始める。阪急百貨店各店、名古屋丸栄、名古屋三越、京都高島屋、池袋東武など各地にて作品展を開催。


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FAX.03−3583−3640
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《営業時間》11:30〜21:00 土曜20:00まで 日祝休 


《プロフィール》 昭和32年東京赤坂に生まれる。都立九段高等学校卒業。昭和52年東京学芸大学教育学部入学。美術科を専攻。故橋本次郎先生に彫塑を、橋本堅太郎先生(前 日展理事長)に木彫と彫塑を師事。昭和58年大学院教育学研究科修士課程を修了する。中学校教諭一級普通免許及び高等学校教諭二級普通免許を取得。昭和57年4月より昭和59年3月まで東京学芸大学付属小金井小学校にて講師を勤める。平成3年、家業である有限会社クラフト小川の代表取締役に就任。現在に至る。現住所は東京都墨田区。家族構成は家内と長男と長女。愛読書は吉村 昭の小説と随筆(最近では“闇を裂く道”に感銘!)。それと吉田秀和の評論集。愛聴盤には4大B(バッハ・ベートーヴェン・ブラームス・ブルックナー)とヴェルディ・プッチーニのイタリアオペラが多い。好きな曲はフランクのヴァイオリンソナタ。
社団法人 日本彫刻会会員
社団法人 太平洋美術会会員

カレンダ
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