小滝正治─現代陶芸家列伝/千葉県鴨川市

櫛目象嵌・・・千葉県鴨川市の陶芸家 小滝正治さんをご紹介します。

2006年06月21日(Wed)
小滝正治─現代陶芸家列伝/千葉県鴨川市
■□■  小滝正治 (おだき まさはる) ■□■
 
千葉県鴨川市在住の陶芸家 小滝正治さんが窯上がりしたばかりの『櫛目象嵌』の器を納めてくれました。小滝さんとのお付き合いは、かれこれ四半世紀。さすがに長年、クラフトの器を手がけて来た陶芸家だけに、“年季”を感じさせる名人芸の極致が見られます。
小滝さんの基本的なコンセプトは“クラフト”。『櫛目象嵌』にはその真骨頂が表れています。総じてバランスの良くとれた誠実なスタイルで、家庭食器として安心して使えるものばかり。造形的にも充分引き締まっている上に、温かさや、まろやかさにも不足はなく、全ての作品に気品と確信が満ちています。クラフトの模範的名器として是非ご愛用頂きたいものばかりです。
さて『櫛目象嵌』の器の特徴は表面を被いつくす波状紋。その線には緊張と開放の自然な呼吸が連続していて、器が雄渾に波打っている様は見事というほかありません。このような堂々とした風格の器をみると、小滝さんも現代陶芸を代表する作家の一人であったと納得して止みません。

 

 
小滝正治(おだき まさはる) 陶 歴

1950年 千葉市に生まれる
1975年から1980年 京都府宇治市『炭山工芸村』にて小倉 亨・河島浩三 両氏に師事
1977年 京都府立陶工専修校(現 京都府立陶工高等技術専門校)卒業
1981年 千葉県鴨川市に築窯 『花房窯』と名づける


櫛目象嵌急須 税込¥5,250/最大容量250cc
内側には伊羅保釉が施されています

櫛目象嵌大湯呑 税込¥2,625/径9×高8.5cm
内側には白マット釉が施されています

櫛目象嵌夫婦湯呑 ペアで税込¥3,990
大:径7.2×高8.5cm
小:径6.8×高7.5cm
内側には白マット釉が施されています

櫛目象嵌めん鉢 税込¥3,675/径17.5×高7.7cm

櫛目象嵌デミタス珈琲碗皿 税込¥3,150
カップ:径7.2×高5.8cm
受皿:径12.3cm
内側には白マット釉が施されています

櫛目象嵌マグカップ 税込¥3,150/径9cm×高8.3cm
内側には白マット釉が施されています

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《プロフィール》 昭和32年東京赤坂に生まれる。都立九段高等学校卒業。昭和52年東京学芸大学教育学部入学。美術科を専攻。故橋本次郎先生に彫塑を、橋本堅太郎先生(現 日展理事長)に木彫と彫塑を師事。昭和58年大学院教育学研究科修士課程を修了する。中学校教諭一級普通免許及び高等学校教諭二級普通免許を取得。昭和57年4月より昭和59年3月まで東京学芸大学付属小金井小学校にて講師を勤める。平成3年、家業である有限会社クラフト小川の代表取締役に就任。現在に至る。現住所は東京都墨田区。家族構成は家内と長男(中3)長女(高2)。愛読書は吉村 昭の小説と随筆(最近では“闇を裂く道”に感銘!)。それと吉田秀和の評論集。愛聴盤には4大B(バッハ・ベートーヴェン・ブラームス・ブルックナー)とヴェルディ・プッチーニのイタリアオペラが多い。好きな曲はフランクのヴァイオリンソナタ。
社団法人 日本彫刻会会員
社団法人 太平洋美術会会員

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