クラフト小川 ぎゃらりー小川  店主 小川純一郎 “モノもの” 応援帳 - 2010/09

上質な日本のクラフトのショップと陶芸・染織を中心とした工芸ギャラリーの店主が綴る“モノ=物”&“もの=者”へのエール集!




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2010年09月30日(Thu)▲ページの先頭へ
手作り5人展 2010年秋〜赤坂ギャラりー探訪
宇田真砂子,太田曜子,永江ますみ,佐藤タニ子,小島厚子による「手作り5人展」

手作り5人展─2010年秋─

 創作レザーアクセサリー作家 小島厚子さんを中心とした手作り5人展が、ぎゃらりー小川にて2010年9月27日から10月2日まで開かれています。
 この機会にメンバーの人と作品をご紹介したいと思います。 
 尚、手作り5人展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中です。

羊毛クラフト/宇田真砂子


宇田真砂子 帽子(羊毛100%)税込価格¥21,000
マフラー(羊毛100%・シルク100%)税込価格¥12,600
ベスト(羊毛100%・シルク100%)税込価格¥39,900




宇田真砂子 フェルト文様「雲と波」バッグ(羊毛100%・綿100%) 
税込価格¥29,400


宇田真砂子 まるいガマグチ 
税込価格¥3,570
目薬・常備薬・キャンディー・リップクリームなどなどに。
型崩れしません。

 フェルトは人類が皮革と毛皮の次ぎに体を包むのに用いたもので、人間の手によって作られた最古の生地といわれています。
 フワフワとした羊毛に、水分や熱、摩擦を加えて絡ませあい、縮ませたものが羊毛フェルト。自然に混じりあった繊細で多彩な色合い、原毛のぬくもり、ゆるやかなシルエット、あたたかでソフトな触り心地がうれしい素材です。
 作品はバッグ・帽子・マフラー・動物フィギュア・人形など様々。生地が軽くて丈夫なので色々な形を自由自在に作ることが可能です。そんな羊毛フェルトの可能性に引かれた宇田さんのホームページ「羊毛クラフト ハンナ・マサコ」も是非ご覧下さい。


工房「猫と一緒」/太田曜子


太田曜子 猫のランプ(石粉粘土/高さ23センチ) 
税込価格¥15,000


太田曜子 猫のカレンダー
(木の粘土/縦17.5cm×横12.5cm) 
税込価格¥8,600


太田曜子 豆猫(木の粘土/高さ約4cm) 
税込価格(1匹につき)¥2,100

 「思わず笑ってしまう」をテーマに、様々な粘土を使った造形作品を作る粘土作家 太田曜子さんの創作モチーフは「猫」。
 石粉粘土・樹脂粘土・木の粘土など幾種類もの粘土を使い分けて作られるのは、招き猫はもちろんのこと、アクセサリー・インテリア・ランプ・時計などです。それらはすべて手びねりの一点もの。
 キャリア15年の手技が作り出す猫たちからは、見れば見る程、元気をもらえます。今回は新作のカレンダーを携えて、長崎県大村市からの初出品です。


布バッグ/永江ますみ




永江ますみ 布バッグ「猫」 
税込価格¥17,000






永江ますみ 布バッグ「犬」 
税込価格¥30,000




永江ますみ 布バッグ「花」 
税込価格16,800

 「こんなバッグ、見たことない!」と思わず快哉を叫んでしまうほどに愉快な布バッグを作るのは永江ますみさん。学生の頃からテキスタイルの勉強をはじめ、長くテキスタイルデザイナーとして勤め上げられた後、布への愛着止み難く、「布バッグ作家」として創作活動を始められました。爾来五年の歳月が流れた今、個性豊かな作品が陸続と生まれています。
 永江さんの布バッグはすべて一点もの。一見するとポップですが、手にすれば、そのしっかりとした質感から仕事の確かさを実感出来、トラデイショナル(伝統的)ともコンテンポラリー(現代的)ともいえないデザインには、従来の枠を超えた発想があります。


ストーンジュエリー/佐藤タニ子


佐藤タニ子 バッグチャーム 税込価格¥8,925
チェコビーズ、他


佐藤タニ子 イヤリング 税込価格¥6,300
ケシパール、淡水パール、他


佐藤タニ子 チョーカー 税込価格¥52,500
ケシパール、淡水パール、ガラスビーズ、他

 大人の女性が安心して身に着けられる、天然石を使ったストーンジュエリーは佐藤タニ子さん。
 もとはテキスタイルデザインの仕事をなさっていたという佐藤さん。作品は天然石ビーズをテグス・糸・ワイヤーに通したり、編んだりして創ったストーンジュエリー。
 お値段はカジュアルですが、天然石の素材感が活きていますので、大人の女性が安心して身に着けられるクオリティーがあります。すべてデイリーにお使い頂けるものばかりですし、色と素材の組み合わせでシックに、ポップに、エスニックにとバリエーションも豊かです。ネックレス・リング・ブレスレットなど色々あります。


皮革アクセサリー/小島厚子


創作レザーアクセサリーWELL 小島厚子 ペンダント 
税込価格¥19,950
材質=皮革


創作レザーアクセサリーWELL 小島厚子 ペンダント 
税込価格¥24,150
材質=皮革


創作レザーアクセサリーWELL 小島厚子 ペンダント 
税込価格¥16,800
材質=皮革

 小島さんの作品の特徴は彫金の経験から皮革を金属のように仕上げていること。お母様の趣味のレザークラフト、お父様の趣味の油絵、自らの彫金の技術を合体させて独自の作風を確立した創作レザーアートです。デザインはユニークで面白く、そして楽しい。実用的には超軽量。長く使うほどに独特の艶が出てきます。
 詳しくは小島さんのウェブサイトをご覧下さい。


手作り5人展出品者
(左から佐藤さん・宇田さん・永江さん・小島さん・太田さん)


お問い合わせ、作品のご購入を御希望の方は お問い合わせフォームをご利用下さい。



2010年09月25日(Sat)▲ページの先頭へ
第16回 RIDICULE〜赤坂ギャラりー探訪
大津美恵・大槻亮子・尾崎和子・小山徳子・高麗順子・佐々木貴子・須田裕子による「RIDICULE(リディキュール)展」

RIDICULE(リディキュール)
 
 平成22年度赤坂氷川祭で『猩々(九代目市川團十郎)』と『翁二人立』の二台による山車巡行があった9月19日の日曜日、第16回 RIDICULE展が開幕しました。
 例年ならば、ひと雨ごとに残暑の名残りが消えて、確かな初秋へと季節が移ろい行く頃ですが、今年は僅か数日のうちに、二ヶ月も季節が進んだような様子です。あの猛暑が嘘のような肌寒さですね。

 さて、この時期はまた文化祭・学園祭のさかりでもあります。
 当店の近く、日比谷高校でも星陵祭が9月の25・26日にありますが、店主自身も高校の美術部や大学の美研(美術研究会)で何も分からないまま、ただ夢中だったあの頃が懐かしく思い出されてなりません。
 9月19日から25日まで、ぎゃらりー小川で開催されているRIDICULE展は、大学時代にサークル活動を通してお付き合いを深めた有志が、日本画・アクリル画・コラージュ、そしてガラス工芸まで、様々な分野を横断して作品を発表する美術展です。出品者のみなさんは、社会人として主婦として、正に多忙な時期にありながら、青春の“こころざし”を全うしようとしている方々です。表現者としての矜持を失わない方々と言い換えても良いかもしれません。
 熱い息吹がつくる空間には爽やかな風があります。次回展も平成24年9月16日から22日に早速、決定しました。その折も是非、会場に足を運ばれて、爽やかな風にふかれてみませんか。

 詳細はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトでもご紹介中。ここでは画像で作品の数々をご覧下さい。

【 作  品 】


佐々木貴子 「江戸切子 花縁 六寸皿」


佐々木貴子 「江戸切子 矢来紋 小鉢」


大津美恵 「藤」(日本画30号)


大津美恵 「時計草 ─花─」


須田裕子 「SORAU」


須田裕子 「夏の思い出」


高麗順子 「結 〜ゆい〜」


高麗順子 「2010夏 朝日」


尾崎和子 「ボタン付け3」


尾崎和子 「ボタン付け4」


小山徳子 「言霊 三」(谷川俊太郎 生きる)


小山徳子 「言霊 四」(清少納言 枕草子より)


大槻亮子 「蓮」


大槻亮子 「バナナのある風景」


★RIDICULE展バックナンバー★
第15回展 : 2008年9月
第14回展 : 2006年9月



初日、会場にての出品者集合写真。


作品についてのお問い合わせは お問い合わせフォームをご利用下さい。


2010年09月10日(Fri)▲ページの先頭へ
永井芳枝〜現代ガラス工芸家列伝/どんぐり
東京郊外 あきる野のガラス工芸家 永井芳枝の「どんぐり工房 永井芳枝 グラスアート展」

 永井芳枝 (ながい よしえ) 
 
 東京郊外 あきる野のガラス工芸家 永井芳枝さん(どんぐり工房)のグラスアート展が、ぎゃらりー小川にて2010年9月6日から11日まで開かれています。この機会に永井芳枝さんの人と作品をご紹介したいと思います。

 永井さんは東京都昭島市の生まれ。もともとクレイ粘土で創作人形の制作を続けてきただけに、粘土やワックスを原型にして型を作り、その中に敷き詰めたガラス粉を焼成するガラス技法「パート・ド・ヴェール」に関心を持つようになりました。
ガラス造形作家 狩野智宏氏に指導を受けるようになったのが十年前。ガラスの仕事のスタートです。

 この出会いはトンボ玉の制作を主とするバーナーワークの世界へと永井さんを導き、その後、各地のワークショップで様々な技術を習得した永井さんは、自分なりの感性で多くのテクニックを消化していきました。そして六年前には大自然に囲まれた自宅の庭に工房「どんぐり」を設立するに至ったのです。
それ以降、倦むことなく制作に励み、東京恵比寿の「ギャラリーまぁる」での初個展を経て今回の作品展を開催する運びとなりました。

 トンボ玉とは穴が開けられた小さなガラス玉のこと。独特の表情を持つトンボの「複眼」を連想させることから、「トンボ玉」の名がついたともいわれています。その歴史は古く、3500年ものあいだ、世界中の人々を魅了し続けてきました。正に人類が創造した宝石そのものです。その模様は幾何学的なものから具象的なものまで、作家によって色々ですが、永井さんがモチーフとするところは「花」。会場に飾られた写真に写る花は、ご自宅の庭で育てられた可憐な山野草。花屋さんの花ではなく、田圃のあぜ道に咲く花や、路傍の花に強い愛着を覚えての取り組みです。

 さて、一つ一つ手づくりされたトンボ玉は、チョーカー・ブローチ・帯留め・イヤリング・指輪など、身に着けるものに仕立てられ作品となります。それは素敵なお洒落の小道具。自分のセンスで使えるのも魅力ですし、和にも洋にもエスニックにもなる遊び心にあふれた小物です。
世界中で作られてきたものだけに、比べてみると、それぞれの国の文化や風土、さらには作り手の個性が作品にも反映されています。永井さんのトンボ玉づくりのパレットには色がたくさんあります。豊かな色づかいと大きめなサイズは、野の花が咲き乱れるように花をいっぱい入れたいという強い表現意欲の現われです。何処までも広がる花畑を思わせるような雄大でダイナミックな四季が、ここには息づいているのです。

 材料となるのはホウケイ酸ガラス(硼珪酸ガラス)。パイレックスという呼び名が一般的です。とても硬質なので使い難いのですが、火の温度や除冷の過程で、色が変化することが特徴で、その面白さを追求するための選択とのこと。確かに永井さんのトンボ玉には陶芸作品の窯変にも例えられるような千変万化する不思議な彩りが宿っています。

 花への愛を想い、新しい意匠に創意をこらして出来た作品の数々には、飽和したトンボ玉の世界に新風を吹き込むような個性に出会う喜びがあります。

 また、ランプとイベリコ豚をメインに制作されたパート・ド・ヴェール作品も注目です。細かい表情よりは全体のフォルムを重視してシルエットの美しさでみせる表現には、素朴ながらもどこか幻想的でアルカイックな魅力が満ちています。

 トンボ玉工房「どんぐり」のサイトとブログも是非ご覧下さい。

 尚、永井芳枝 グラスアート展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中。


【 作  品 】


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥20,000
玉のサイズ(約):47×40mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥8,000
玉のサイズ(約):33×33mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥20,000
玉のサイズ(約):48×37mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥15,000
玉のサイズ(約):45×43mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
帯留め 税込価格¥10,000
玉のサイズ(約):36×50mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
ペンダントトップ 税込価格¥8,500
玉のサイズ(約):47×35mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
ペンダントトップ 税込価格¥5,000
玉のサイズ(約):38×32mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
ペンダントトップ 税込価格¥3,000
玉のサイズ(約):43×25mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
ペンダントトップ 税込価格¥10,000
玉のサイズ(約):41×37mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥20,000
玉のサイズ(約):42×33mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
ペーパーウェイト 税込価格(1個につき)¥3,000
左:高さ81×径43mm/右:高さ93×径40mm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
パート・ド・ヴェール イベリコ豚(どんぐり付き) 税込価格¥10,000
玉のサイズ(約):7×4×4cm


とんぼ玉工房「どんぐり」 永井芳枝
チョーカー 税込価格¥30,000
玉のサイズ(約):30×55mm




【 よこがお 】

東京都昭島市生まれ。十年前よりガラス造形作家 狩野智宏氏に指導を受ける。各地のワークショップにてトンボ玉制作の技法を習得。六年前、工房「どんぐり」を設立するに至る。東京恵比寿「ギャラリーまぁる」にて初個展を開催。
 

お問い合わせ、作品のご購入を御希望の方は お問い合わせフォームをご利用下さい。



   


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TEL.03−3583−3628
FAX.03−3583−3640
eメール info@craft-ogawa.co.jp
《営業時間》11:30〜21:00 土曜20:00まで 日祝休 


《プロフィール》 昭和32年東京赤坂に生まれる。都立九段高等学校卒業。昭和52年東京学芸大学教育学部入学。美術科を専攻。故橋本次郎先生に彫塑を、橋本堅太郎先生(前 日展理事長)に木彫と彫塑を師事。昭和58年大学院教育学研究科修士課程を修了する。中学校教諭一級普通免許及び高等学校教諭二級普通免許を取得。昭和57年4月より昭和59年3月まで東京学芸大学付属小金井小学校にて講師を勤める。平成3年、家業である有限会社クラフト小川の代表取締役に就任。現在に至る。現住所は東京都墨田区。家族構成は家内と長男と長女。愛読書は吉村 昭の小説と随筆(最近では“闇を裂く道”に感銘!)。それと吉田秀和の評論集。愛聴盤には4大B(バッハ・ベートーヴェン・ブラームス・ブルックナー)とヴェルディ・プッチーニのイタリアオペラが多い。好きな曲はフランクのヴァイオリンソナタ。
社団法人 日本彫刻会会員
社団法人 太平洋美術会会員

カレンダ
2010年9月
     
   

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